第一回公演「浮標」


第一回公演「浮標」

『冒した者』と同じく、三好十郎によって書かれた長編戯曲。初演は1940年。
日中戦争の影が忍び寄る時代を背景に、生活の困窮、芸術の危機、最愛の妻の病苦などと対峙する
画家・久我五郎の生き様が苛烈に描かれていく。
あらゆる支えが奪われようとする中で、五郎は精神の葛藤を越えて再生の境地にたどり着く─。
生命の絶唱ともいうべき三好十郎の傑作戯曲を、葛河思潮社では2011年の第一回公演、2012年の第二回公演と二度にわたって上演。
観る者の死生観を揺るがす激しくも美しいセリフの数々によって、砂を敷きつめただけのシンプルな舞台上に膨大なエネルギーが放出された。


<第一回公演>

【出演】
  • 田中哲司
  • 藤谷美紀
  • 佐藤直子
  • 大森南朋
  • 安藤 聖
  • 峯村リエ
  • 江口のりこ
  • 遠山悠介
  • 長塚圭史
  • 中村ゆり
  • 山本剛史
  • 深貝大輔
  • (戯曲配役順)
【スタッフ】
  • 美術:二村周作
  • 照明:小川幾雄
  • 音響:加藤 温
  • 衣裳:伊賀大介
  • ヘアメイク:河村陽子
  • 演出助手:山田美紀
  • 舞台監督:福澤諭志

[横浜公演]
2011年1月17日~23日 KAAT神奈川芸術劇場 〈大スタジオ〉

[松本公演]
2011年1月29日、30日 まつもと市民芸術館 小ホール

[東京公演]
2011年2月1日〜13日 吉祥寺シアター